曼荼羅は、無意識の身体運動を記述したもの。

曼荼羅は、無意識の身体運動を記述したもの。

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前回の記事で、どうやら私が書いていたものは、曼荼羅・魔法陣と同じ種類のものらしい、ということを書きました。

そんなことに気づいたこともあって、曼荼羅についていろいろと調べているのですが、頭の中がだいぶ整理されてきた感じです。

そもそも曼荼羅とは何なのか?

曼荼羅とは、「精神の像」である、「悟りの境地を表したもの」である、「本質を示すもの」である、などいろいろな定義が説かれていますが、もう少し具体的に定義ができるのでは?と思いました。

曼荼羅は、「ある時間範囲における、自らの無意識の身体運動をアトラクターとして、その軌跡を記述したもの」と言えるのではないかな、、、と。

身体運動には、心の振る舞いも必ず映し出されますので「心身両面の無意識の振る舞いを記述したもの」とも言い換えられるでしょう。

こういう定義をしてみると、心身の状態によって乱れた絵柄が出たり整った絵柄が出たりすることも納得がいきます。

また、チベットでは「寺院に掲げられている曼荼羅は大した意味を持たず、真に大切なのは内的なものだ」と言われたりもするようですが、心身の振る舞いを記録したものが曼荼羅のコアならば、これも合点がいきます。

高僧が書いた曼荼羅が有難いとされるのは、その曼荼羅が高い境地の背景にある心身のあり方を示すものだから、、、とも解釈できそうです。

 

 

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