絵を描いていたら、抽象思考力が飛躍的に高まった。

絵を描いていたら、抽象思考力が飛躍的に高まった。

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自分や他人の心身のコンディションを精度良く読み取り、「心模様」「曼荼羅」的に書き表す、なんて怪しいことをしばらくやっていますが、ここ数日、「曼荼羅・魔法陣を無意識に書いていた?」の記事を書いた頃から、自分の思考に大きな変化が起こっていることに気づきました。

それは、答えがない問題に解答を出していったり、ぱっと見は関係がなさそうな知識同士を結びつけて新しいものを創造していくときに必要な「抽象思考力」が大幅に高まったことです。

今までよりも一段高いレベルで脳・感情・身体・エネルギーの全てを活用した思考をする「型」を身体にインストールできたのでしょう。

複雑系などに興味を持つ方向けの言い方に直すなら、「脳・感情・身体という複雑系が生み出す混乱状態に働きかけて自己組織化を積極的に促し、新たな秩序を見出すことがわりと精度良く狙ってできるようになった。また、抽象的な概念と具体的な項目の間を行き来することが以前にも増して自由にできることとなった」とも言えるでしょう。

ちょっと考えてモヤモヤした時に、パッと紙を取り出して、ちょいちょいとキッカケを作ってあげると、全く新しいアイデアが生まれ、新しい景色が開ける。そんな創造的な体験が、一日の中で何度も何度も訪れている感じです。

抽象思考は、感情・身体・エネルギーと大きな関わりがある。

抽象思考を通じて、創造的に新しい結論が生み出される。このプロセスを辿っている人の無意識下では、脳の中だけでなく、感情・身体・エネルギーの状態も、ものすごくダイナミックな変化を起こしています。

答えが出ない問題に立ち向かってうんうん唸っている時、感情は昂ぶったり落ちこんだりします。身体には余計な緊張が出ますし、そこに流れるエネルギーも、かなり乱れた状態になります。その心身の状態を人は「モヤモヤ」「腑に落ちない」などの感覚として感じます。

そのモヤモヤを晴らして、スッキリ!とした状態に至りたいと、人はいろいろなフォーマットでメモを書いてみたり、散歩をしながら考えてみたり、貧乏ゆすりをしてみたりするわけです。これらは全て、言語・(具体的)イメージレベルの思考を支えている感情・身体・エネルギーの状態を、混乱した状態から新しい秩序へと移行させようとする試みだったりします。混乱した状態に「ゆらぎ」を与え、新たな秩序が生成されることを狙った取り組みと言ってもいいでしょう。

いろいろな試行錯誤をして、身体やエネルギーに新しい秩序が生まれると、その瞬間に、バン!と、新しいアイデアが出現したりするわけです(その場でいきなりアイデアが出ない場合もありますが、寝かせておくと、断片的なヒントが降りてきたりします)。

このプロセスを、「心模様」「曼荼羅」として絵柄にしてみても、最初はモヤモヤしていた模様が、アイデアが出たころには、まるで違うスッキリとした、中心が定まったものに変化していたりします。

抽象思考力や創造性を狙って高めていくシステムができるかもしれない。

昔から、抽象思考をする力や創造性はどうやったら生まれるのか?ということには興味がありましたが、気付いたらその問いに対するかなり高いレベルの答えを得ていたようです。

その過程で、アイデアを喚起したり、思考力を高めたりすることができる「ノート術」のようなものも自然発生しつつあったりもします。ブラッシュアップしていったらどうなるか楽しみ。気が向いたら後日公開するかも?しれません。

 

 

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