アファメーション作りは、キャッチコピー作りと同じ!

アファメーション作りは、キャッチコピー作りと同じ!

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アファメーションを唱える。

精神世界や自己啓発に触れた方なら、多くの方が一度くらいははやってみたことがあるのではないでしょうか。

定番のものもありますよね。「私は日に日に良くなっている」や、「ツイテルツイテル」など。

でも、実際にそのアファメーションが役に立つか?はケースバイケース。アファメーションをやってみて、今一つピンと来なくてやめてしまった、、、そんな方も多いように思います。

アファメーションを、もっと楽しく有効に使うためにはどうするか?がこの記事のテーマです。

アファメーションが上手く行かない理由は?

続かない・手ごたえがない・違和感がある・唱えていて苦しいなど、アファメーションを唱えても今一つピンと来ない、力が湧いてこない。そんな状態になってしまう理由は、ほとんどの場合、

「自分に響かない言葉を、アファメーションとして使ってしまっている。」

というものだったりします。

アファメーションというのは、自分の心に響くものであればあるほど、その人にパワーをもたらしてくれるもの。ですが、自分の心に響かない言葉をアファメーションに使ってしまっているケースが意外と多いのです。

人間は、その言葉が自分に響くものであるかどうか?を深いところでいつも感じています。そして、自分の深いところまで本当に響く言葉というのは少ないもの。

深く考えることなく短時間で作ったアファメーションや、本やネットで読んだアファメーションが、そのままあなたの深いところに響く確率は高くありません。

アファメーションをやっても今ひとつピンと来ない!という方の場合、言葉選びの時点でつまづいていることがほとんどなのです。

アファメーションは、あなたの思いが十分反映された、心の底からの言葉でなければならない。

では、どんな言葉が、あなたにとって本当に力・パワーをもたらしてくれるアファメーションになるのでしょうか。

それは、「自分が抱えている沢山の思いをぎゅっと凝縮して束ねて、短い言葉にまとめたもの」です。

短くて、他の人が聞いてもピンと来ないけど、自分が選んだこの言葉には、これこれの意味・思いが詰まっているんだ!と心底思えるような言葉を見つけることが、強力なアファメーションを作るコツです。

そうした言葉を見つけることができた瞬間には、ビビっと来る、すごくしっくりくる、パワーが急に湧いてくる、そんな感覚が必ず伴います。

逆に、そういう感覚がない言葉というのは、自分にとってあまり響かない言葉。アファメーションとして役に立ちません。

アファメーションの具体的な作り方。

別の記事で、実際にアイデアを出しながらアファメーションを作った例を掲載しています。

自分にとって強力なパワーの源となるようなアファメーションを作りたい!という方は、以下のようなプロセスを試してみると良いでしょう。

1. まずは、アファメーションを作る背景になっている、現在の不満を細かく書き出す。

事実、思い、連想する過去の経験など、思いつくことをひたすら書き出してください。自分の内に耳を傾ける感じで、流れている情報を細かく拾ってあげるのがコツです。

2. 求める状態(どうなったらいい、自分はどうしたい、自分はどうなりたい、こういう感情を感じたい、など)を細かく書き出す。

アファメーションを唱えることで、こうなったらいい!という思いを、これも思いつく限りどんどん書き出してください。

3. 1.2.を踏まえて、あなたにとって本当に響くアファメーションの言葉を探す。

「現在の不満が解消され、求める状態に至ることができる」ことが十分に反映された、そこそこ短めで、自分に響く言葉を探していきましょう。良く言われることですが、否定的な言葉は避けて、肯定的な言葉を使ってくださいね。

コツとしては、とにかくアイデアを沢山出していくこと。ダメなアイデアを沢山出していけば、そのうちいいものが出てくる!くらいの感覚で臨むと、上手くいきやすいです。また、ブツ切れの単語を思いついたりすることも多いですが、そうした単語の中にもヒントが隠されていることがあるので、これらも書き出していきましょう。

本当に自分に響くアファメーションの言葉が見つかった時には、ビビっと来る、すごくしっくりくる、パワーが急に湧いてくる、そんな感覚が必ず伴います。その感覚が出たらOK!です。

こうしてできたアファメーションは、数回唱えるだけで前向きな気持ちやパワーが出てくる感覚が得られたり、多少のネガティブ感情は吹き飛ばしてくれるくらいの威力があります(その過程で、心身に埋もれていたネガティブ感情が強く浮き出てくることもありますが、これはその感情が洗い流されていくプロセスです)。短い言葉でも、沢山の思いが詰まった「強い思い」がこもったものだからです。

アファメーション作りは、キャッチコピーづくり。

こうした自分に響く言葉・アファメーションの作り方は、広告のキャッチコピーづくりのプロセスに似ているような気がします。

コピーライターの方は、とにかくアイデアを沢山出すのだそうです。例えば最低でも100個とか。それでも足りない、という方もいらっしゃるようです。とにかく数を出して、それをいろいろ組み合わせたり、変化させていく、、、そんなプロセスを繰り返して初めて、人の心に響く広告コピーのインスピレーションが降りてくるのだそうです。

広告のキャッチコピーって、時々、すごく自分に響くものが出てきますよね。良いアファメーションが出来たときの感覚は、あの広告コピーが自分に響いたときの感覚をもっともっと強くした感じです。しかもそれを自分で思いついた!という創造的な喜びも合わせてやってきますから、喜びもひとしおです。

そんな感覚を覚えると、アファメーションづくりは、とにかく楽しくなります。是非チャレンジしてみてください!

 

 

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