NLPなどで、「タイムライン」というワークがあります。
その名の通り、時間軸を模した線を引き、その上を移動したりしながら、過去の記憶や未来の展望などを整理・統合していくワークです。
エネルギーパターンを読む・変えるというスキルを、NLPのワークに応用できないかな?と思っていたところ、このワークが思い浮かびました。
ちょうど現在達成したい目標があるので、それをお題にタイムラインワークを紙の上でやってみて、それを記録してみました。なかなか面白いワークになりました。
1. まずは時間軸を設定、エネルギーパターンを記録。
最初に、紙の上に「現状」「目標」という2つのスポットを作成しました。
スポットを作成したら、その周囲に流れるエネルギーをたどり、流れが生み出しているものを絵柄化します。
一通り書き出したところ、こんな絵柄になりました。自分自身で眺めての主観的な第一印象は、「本筋と関係ないことを考えて気が散ってるみたい!」ということでした。周囲にいくつもある円が、目標に向かう線からの脱線・わき見を促しているような印象です(笑)。
2. エネルギーの混乱しているところ、停滞しているところをクリアにする。
ここからが、エネルギーパターンを変えるステップ。紙の周辺の空間の流れの中で、エネルギーが混乱しているところ、停滞しているところをクリアにしていきます。
このプロセスで、印象的だったことが一つ。紙の左半分~左外側までに停滞がけっこうあったためか、特にはじめのころは、手が勝手に紙の左サイドに引っ張られるような感覚が感じられました(笑)。実現したいことはあっても、無意識下ではまだまだ現状や過去に縛られているような感じです。人間は現状維持が大好き!を身体で感じる経験でした。
でも、停滞がクリアになるにつれ、次第に手は真ん中から右サイドに。意識の流れが未来(目標)に向き始めたのような印象がありました。
3.エネルギーの停滞をクリアにしたところで、エネルギーの集中するポイントが変わった。
そして、右サイドにあるエネルギーの停滞もある程度クリアにしたところで、もう一度紙にエネルギーの状態を書き出してみたところ、以下のようになりました。
脇道にあったものがだいぶ整理された感じです。
真ん中上下にある花のような柄(私が書く場合、ポジティブなエネルギーがありそうなところに花のような柄が現れることが多いです)は、目標とかかわりが深い要素でしょうか。なんらかの繋がりがあるようです。私の場合、心理系ワーク、ボディーワークの両方を学んできているので、その2つを表しているのかもしれません。
現状と目標の繋がりを表す線もしっかりしてきました。
そして、一番特徴的なのは、紙の右側に情報量が多くなってきたこと。意識の焦点が、未来に向き始めたことが目で分かる、、、そんな感じがします。
4. 未来をまっすぐ見据える?
意識の焦点が未来に向き始めたのですが、もう少しプッシュしたら、新しい景色が見えるかもしれません。そこで、さらに細かいレベルでエネルギーの混乱・停滞をチェックして解消する作業を行いました。
だいぶスッキリしたかな?というところで、もういちど絵柄を起こしたところ、こんな感じになりました。
先ほどの画像では「現象」のところに意識が少し残っていた印象がありましたが、今回はそれもなくなっています。それでいながら、現状や、上下のスポットと未来を結びつける線は強くなっています(実は、この線を書いている時、ペンが勝手に左から右に引っ張られる強い感覚もありました)。いかにも、意識の焦点が「目標」のスポットにロックオンされた印象です。改めてチェックしてみても、エネルギーの流れは「目標」のスポットに集中している様子。
もう十分かな、、、と思ったのでここでワークを終了。絵柄をしばしの間見つめて、エネルギーを感じて終わりました。ワークにかかった時間は1時間くらいでした。
ワークが終わった後は、未来についての憂いがほぼ消失。気分的にはすごく穏やか、、、といったところでしょうか。無意識の力に頼るワークの終わりとしては、すごくいい状態なのではないか、と思います。明日以降、どんなふうに変化が出てくるのか?楽しみです。
一段深い層でタイムラインの世界を経験したような1時間。楽しいワークでした!