セラピーのクライアントの方から、「チャクラ」や「気」についてのご質問を受けることがあります。
ボディワークでも精神世界でも使われる用語。ご興味をお持ちの方は多いようです。
そんな時に、ヨガ的身体論と東洋医学(ツボ治療・中国整体など)の共通点や、それらと筋膜・結合組織のかかわりについてお話をさせて頂くことがあります。
ヨガ的身体論と東洋医学の共通点。
ヨガ的身体論と東洋医学には、大きな共通点があります。それは、
身体には、エネルギーが流れる通り道がある!
その流れが良い状態であれば、心身ともに健康になれる!
そのためには重要となるポイントがいくつもある!
という考え方をしているところです。
人体に流れるエネルギーは、ヨガでは「プラーナ」、東洋医学では「気」。
エネルギーの通り道は、「ナディ」、「経絡」。
エネルギーの流れを良くするために重要なポイントは、「チャクラ」、「ツボ」。
使われる用語でも共通点が多いですよね。
もちろん、細かい点では、ヨガ的身体論と東洋医学の間にはいろいろ違いがあります。例えば、チャクラは7個と言われますが、それに比べてツボは数がすごく多い、などの違いです。
でも、それは大まかにとらえるか、細かくとらえるかという視点に違いがあるだけ。基本的な考え方には共通している部分が多いと言えるのではないでしょうか。
※チャクラについて、追加の記事を書きました。→チャクラが開くとは、結局どういうことなのか?
肉体レベルでは、筋膜・腱・靭帯など(結合組織)と関係が深い。
このエネルギーの流れですが、具体的な身体のレベルでは、筋膜・腱・靭帯など(結合組織)と結びつきが深いと言われています。実際、筋膜をほぐすセッションの後で、「全身にエネルギーが流れている感じがする~!」とおっしゃる方もクライアントの方の中にはいらっしゃいます。
私自身も、エネルギーの流れが少し良くないなあ、、、と思う時は、詰まっている感じがする箇所の筋膜をやさしくほぐすようにしています。
筋膜がほぐれて詰まりが取れるとエネルギーの流れが良くなり、スーっともやもやが晴れたり、全身が軽くなってきて元気が増してきたりするので、自分自身のメンテナンスにかなり役立っています。
気やエネルギーの流れを良くするには、全身の結合組織をほぐしていくのが大事!です。