人間の精神の働きを3つに分けて考える方法の一つに、「知・情・意」という分け方があります。
夏目漱石の「草枕」の一節にも出てきますね。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
現代風に直すと、、、
頭でっかちだと 理屈っぽくて嫌な感じになる。
人に対する情が豊かだと、人の気持ちを伺って振り回されてしまう。
自分の意思を強引に貫徹すると、それはそれで窮屈に感じる。
とにかく人生ってなんだか生きにくいねえ。
くらいの意味でしょう。知・情・意、どこに偏っても生きづらい!とも読めますね。
なので、自然な流れとして、知・情・意のバランスが大事ですよ、、、という話になるわけです。
でも、バランスと言っても、ちょっとピンと来ない場合も多いですよね。
そこで役に立つのが、知・情・意のバランスは、身体と密接な関係がある!という知識です。